
清水店 副店長(取材時)2023年入社
「香りの仕事が、私を変えてくれた」
以前の職場では、多くのお客さまと接する機会があったものの、クレーム対応に追われる日々が続き、
「感謝される喜び」を実感できる場面は多くありませんでした。そんな中、とあるイベントで体験した「香り
が空間全体を彩り、人の気持ちを大きく動かす瞬間」。その場に立ち会った時、五感に訴える香りの力
に強く惹かれ、「自分も香りを扱う仕事をしてみたい!」と思うようになりました。
その後、SNSを通じてフレグランスプロジェクトを知り、「京都で語学を活かしながら働けるかもしれない」
と期待を抱きました。一方で、人見知りの自分に接客ができるのかという不安もありましたが、実際に働
いてみると香りが自然と会話のきっかけになり、お客さまと笑顔でつながれる場面が多くありました。そ
こで、「香りを介すれば自分も人と楽しく関われる」と気づいたのです。
現在は副店長として、接客だけでなく、店長のサポートや店舗全体の運営も任されています。入社当初
は、お客さま一人ひとりの対応に精一杯でしたが、副店長になってからは「お店全体の雰囲気をどう作
るか」「スタッフが気持ちよく働ける環境をどう整えるか」といった視点が加わり、考え方が大きく変わりま
した。
やりがいを強く感じるのは、お客さまからの「ありがとう」の言葉や、体験を終えた笑顔に立ち会えた時で
す。観光で訪れた海外のお客さまが「また来たい」と口コミを残してくださった時は、香りを通じて心を動
かされたことを実感し、大きな喜びになりました。
また、ポップアップイベントでは初めてのお客さまに声をかける機会もあり、最初は緊張しましたが、笑
顔で応えてくださる瞬間に「一歩踏み出す楽しさ」を知りました。
この仕事で得られた一番大きな変化は、人見知りを克服できたことです。入社当初は、初対面の方に声
をかけるのをためらっていましたが、接客を重ねるうちに自然と会話を楽しめるようになりました。
今では観光で訪れた方に「お写真お撮りしましょうか?」と声をかけ、一緒に笑い合えるほどになりまし
た。京都という土地柄、海外のお客さまも多く、英語を使う機会も豊富です。学生時代に学んでいた語学
を実際の接客に活かせることも、大きな成長につながっています。
香りの知識だけでなく、接客スキルや語学力まで磨けるのは、この環境ならではの魅力だと感じていま
す。
フレグランスプロジェクトは、経験や知識がなくても安心して挑戦できる場所です。先輩が丁寧にサポー
トしてくれるので、不安よりも「新しい経験を楽しもう」という気持ちを大切にしてほしいと思います。
香りは人と人を自然に近づけ、会話を楽しくしてくれる不思議な存在です。その力を感じながらお客さま
に喜んでいただく瞬間は、何度経験しても新鮮で、心からやりがいを感じられます。
迷っている方も、ぜひ勇気を出して一歩踏み出してください。ここには、自分らしく成長しながら、香りを
通じて人を笑顔にできる楽しさがあります。